Lemon-Balm2006-03-03

 今日は応急救護の学科を受けた。
最初はいつも通りビデオ学習から始まった。
ビデオを見てるといつもウトウト…。
今日も椅子に座ってウトウトしていた。
しかし、突然
「あの!すいません!!!」と緊迫した声。
1人が女の子が椅子から崩れ落ちそうになっていた。
声を発したのはその子を支えている女の人。
みんなが慌ただしく動いていた。
足を高くするために荷物を足の下に入れたり、
気持ちが悪いと言うのでビニール袋を用意する人がいたり。
他の教官を呼びに行こうとする人もいた。
貧血だった。ビデオの中の出血シーンが原因らしい。
女の子は弱いんだなぁって思った。
けれど、こういうときに強いのも女性だった。
背負って下の階に連れて行った人も、
荷物をまとめて持って行ったのも女の人だった。


 今日は女の人が強いとか弱いとかそういうことが問題なんじゃなくて
自分は何もできなかった、何もしようとしなかったな…、と。
人間的な薄っぺらさを痛感した。こういう時に質が問われるんだなって。
もっと自虐的なことを書こうと思ったけどそれはまた後日…。